こんにちは。今回は少し変わった確率の問題です。それではどうぞ。
(1) 大中小3個のサイコロを同時にふる。
(i) いずれか2個のサイコロの出る目の数の和が4である確率を求めなさい。
(ii) 3個のサイコロの出る目の数の積が4の倍数である確率を求めなさい。
(2) 区別のない2個のサイコロを同時にふったとき, 出る目の数の和が6になる確率を幕張くんは次のように考えた。
この考え方はあやまりである。なぜこの考え方はあやまりなのかを説明して, 正しい確率を求めなさい。
【幕張君の考え】
2個のサイコロの目の数の和は, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 11, 12の11通りである。
2個のサイコロに区別がないので, 目の数の和が6になるのは, (1, 5), (2, 4), (3, 3)の3通りである。
したがって, 出る目の数の和が6になる確率はである。
(渋谷教育学園幕張高)