こんにちは。相城です。今回はグラフの対称移動についてです。放物線を用いてお話ししていきます。
関数を
軸について対称移動する場合, 点
という座標は
という座標に移動します。したがって,
座標の符号がすべて反対になります。したがって関数
を
軸に対称移動させると,
となり, これから
なります。
例: 関数を
軸に対称移動させなさい。
答:(右辺の符号を総変え)
(答)
関数を
軸について対称移動する場合, 点
という座標は
という座標に移動します。したがって,
座標の符号がすべて反対になります。したがって関数
を
軸に対称移動させると,
となります。
例: 関数を
軸に対称移動させなさい。
答:(
に
を代入)
(符号が変わるのは
の奇数乗の部分だけ)
(答)
関数を原点について対称移動する場合, 点
という座標は
という座標に移動します。したがって,
についての対称移動と
軸についての対称移動の両方をすることになります。したがって関数
を原点について称移動させると,
となります。
例: 関数を原点について対称移動させなさい。
答:(右辺の符号を総変え:
軸対称)
(
に
を代入・
の奇数乗の部分だけ符号を変える:
軸対称)
(答)
軸対称,
軸対称の順序はどちらが先でもよい。
グラフの対称移動
軸対称
~の式の右辺の符号を総変え。
軸対称
~の式で
の奇数乗のところだけ符号を変える。
原点対称
の両方を1回ずつ行う。