こんにちは。今回は複素数はベクトルと同じように扱えるよというお話です。それではどうぞ。
複素数はベクトルと同一視できる
複素数, を考えると, 2つの複素数の和は, ベクトルの和が, 座標と座標の和であったように,
複素数も実数部の和と虚数部の和で合成される。したがって,
となる。(右図参照)
これはベクトルの合成と同じ考え方
複素数も実数部の和と虚数部の和で合成される。したがって,
となる。(右図参照)
これはベクトルの合成と同じ考え方
複素数はベクトルと同じ
4つの点を結ぶと平行四辺形になる。
平行四辺形の4つの頂点を原点から反時計回りにOとすると,
が成り立つ。(上図参照)
複素数はベクトルのように扱ってもOK
平行四辺形の4つの頂点を原点から反時計回りにOとすると,
が成り立つ。(上図参照)
複素数はベクトルのように扱ってもOK
複素数, を考えると, 2つの複素数の差は, ベクトルの差が, 座標と座標の差であったように,
複素数も実数部の和と虚数部の差で合成される。したがって,
となる。(右図参照)
つまり
でもある。
複素数も実数部の和と虚数部の差で合成される。したがって,
となる。(右図参照)
つまり
でもある。
複素数はベクトルと同じ
4つの点を結ぶと平行四辺形になる。
平行四辺形の4つの頂点を原点から反時計回りにOとすると,
が成り立つ。(上図参照)
複素数はベクトルのように扱ってもOK
平行四辺形の4つの頂点を原点から反時計回りにOとすると,
が成り立つ。(上図参照)
複素数はベクトルのように扱ってもOK
複素数の実数倍のとき, ベクトルの実数倍が,
であると同じように,
複素数も同様に, となります。
右図は複素数の3倍の複素数(赤線)を表している。
となる。
であると同じように,
複素数も同様に, となります。
右図は複素数の3倍の複素数(赤線)を表している。
となる。
複素数はベクトルと同じ
であると同じように,
複素数も同様に, が成り立つ。
複素数はベクトルのように扱ってもOK
複素数も同様に, が成り立つ。
複素数はベクトルのように扱ってもOK