こんにちは。今回は等比数列の和の公式について触れておきます。覚えておくと, 和の式がつくりやすいので, マスターしてください。
一般項がで与えられる。初項, 公比の等比数列の初項から第項までの和は次式で与えられる。
これを細かく見ていくと,
となり, 公式の右辺の公比の指数部には項数がくることが決まりである。ただし, このとき, である。これをほとんどの人が知らず取り組んでいるので, なのか, なのか混乱する原因となる。以下例題を見ていきながら, 指数部がどう変化するか見ていこう。
【例題①】
ただし, である。これはにおいて, 初項を表すのはのときであるから。
【例題②】
ただし, である。これはにおいて, 初項を表すのはのときであるから。
【例題③】
ただし, である。これはにおいて, 初項を表すのはのときであるから。