こんにちは。2次方程式の解の公式についてです。それではどうぞ。
中3生の夏休みであれば, すでに二次方程式の解の公式をご存知でしょうか?
二次方程式![]()
の解を求めるための公式を二次方程式の解の公式といい![]()
で与えられます。
私が学生だった頃もう1つ習ったのですが, それをご紹介します。
それはどのようなものかといいますと,
二次方程式の
係数
が偶数の場合の公式です。
いま,
(
は整数)とします。すると二次方程式
は, ![]()
となります。
このとき解の公式はどうなるかというと![]()
根号の中に共通因数の4 (
)ができるので根号の中を簡単にすると![]()
分子分母が2で約分できるので,![]()
この二次方程式の解の公式
は
の係数
が偶数のときに用いると便利な公式です。ただ, 別にこれを覚えなくても対応はできます。必要なことは二次方程式の
の係数
が偶数のときは, 必ず根号の中が簡単になるということ, そして約分できるということです。
じゃ
が奇数なら根号の中は簡単にならないのか?という疑問が生じるかもしれませんが,
が奇数でも根号の中が簡単になる場合があります。そこを誤解しないようにしてください。
が偶数なら確実に根号の中が簡単にでき,
が奇数でも根号の中が簡単になる場合があると認識してください。??って方へ, 奇数で根号の中が簡単になる例を1つ挙げておきます。![]()
それでは。
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