こんにちは。よく問われる問題です。しっかりとマスターしましょう。
下の図のように, 関数のグラフと, 軸, 軸に平行な辺をもつ正方形ABCDがある。点A, Bは関数のグラフ上の点であり, 点Aの座標はである。このとき, 次の(1)~(3)の問いに答えなさい。
(1) 点Cの座標を求めなさい。
(2) 関数のグラフ上に, 座標がとなる点Eをとる。このとき, 点Eを通り, 正方形ABCDの面積を2等分する直線の式を求めなさい。
(3) (2)で求めた直線と, 線分AD, 軸, 線分BCとの交点をそれぞれ点F, G, Hとし, 線分ABの中点をMとする。このとき, 四角形AMGFと四角形MBHGの面積比を求め, 最も簡単な整数の比で表しなさい。
【高知県】
【解答】
(1)
(2)
(3)
【解説】
(1) , より, 正方形の一辺は4であるから,
(2) 求める直線は点Eと正方形ABCDの対角線の中点Gを通る直線である。
であり, Gは点Aと点Cの平均だから, より, したがって求める直線は, とおいて, 点Eを代入して。
よって,
(3) (2)より, , , であるから, , , 。四角形AMGFと四角形MBHGはそれぞれ高さの等しい台形なので, 面積比は(上底+下底)の比で求まる。よって面積比は,