高校数学:極方程式:rcos(θ+π/3)=-√3のグラフの表し方

こんにちは。極方程式をどうやってグラフの表すかといったお話です。

例題

【例題】極方程式r\cos\left(\theta+\dfrac{\pi}{3}\right)=-\sqrt3のグラフを図示せよ。

こんな問題は極座標で考えないで, 直交座標(xy平面)に落とし込んで考えるといいでしょう。
つまり,
r\cos\left(\theta+\dfrac{\pi}{3}\right)=-\sqrt3
を加法定理を用いて, 展開していきます。
r\left(\cos\theta\cos\dfrac{\pi}{3}-\sin\theta\sin\dfrac{\pi}{3}\right)=-\sqrt3
\dfrac12\cdot r\cos\theta-\dfrac{\sqrt3}{2}\cdot r\sin\theta=-\sqrt3\cdots\maru1
r\cos\theta=x, r\sin\theta=yなので,
\maru1は,
\dfrac12x-\dfrac{\sqrt3}{2}y=-\sqrt3
y=\dfrac{1}{\sqrt3}x+2
これをグラフにすると,

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これを極座標表示にすると,

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となる。

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