受験算数:場合の数:三田国際学園中(第一回)

こんにちは。ここまできたら高校生レベルですよね。早速いってみましょう。

立方体の塗分け問題

5色の絵の具をすべて使って,立方体の各面をぬります。ただし,どの面も1色のみでぬり,となり合う面は異なる色でぬります。回転させて同じ配色になるぬり方は1通りと考えるとき,ぬり方は全部で【   】通りあります。

解答・解説

【解答】15通り
【解説】
向かい合う面を同じ色でぬる。このとき,色の選び方は5通り。
このとき,4つの側面の色は残り4色の円順列なので,1つを固定すると残りの3色の並び方は3\times2\times1=6(通り)。
よって,5\times6=30(通り)。ここで,向かい合う面は同じ色なので,ひっくり返したときに,同じ色の組み合わせができることになる※。したがって,求める場合の数は30\times2=15(通り)
※色を1,2,3,4,5とする。
例えば,1を向かい合う2面にぬり,側面は時計回りに2,3,4,5とぬる。これは反時計回りに2,3,4,5とぬるのと同じ。だから,同じパターンの配色が1組ずつできる。

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