TkiZ:中学数学:角度:円周角を使った問題(東京都立墨田川高)

こんにちは。早速いってみましょう。

東京都立 墨田川高校

【問題】下の図において, 四角形ABCDは正方形, \arc{\text{AC}}は, 頂点Bを中心とし, 線分BAを半径とする円の周の一部である。
\arc{\text{AC}}上にあり, 頂点A, 頂点Cのいずれにも一致しない点をEとし, 頂点Aと点E, 頂点Cと点Eをそれぞれ結ぶ。
このとき, \kaku{EAD}+\kaku{ECD}の大きさは何度か。
ただし, \kaku{EAD}\kaku{ECD}は, ともに四角形AECDの内角とする。

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【東京都立墨田川高】

解答・解説

【解答】45\Deg
【解説】
点Bは半径BAの円の中心である。このとき, \kaku{B}の大きい方の角は, 中心角270\Degであるから, \kaku{AEC}はその円周角になるので135\Deg。このとき, 四角形DAECにブーメランの公式(※下の関連記事参照)を用いると,
\kaku{AEC}=\kaku{D}+\kaku{EAD}+\kaku{ECD}が成り立つので,
\kaku{EAD}+\kaku{ECD}=135\Deg-90\Deg=45\Deg

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ブーメランの公式とは

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