こんにちは。今年の問題をさらっと振り返ってみましょう。
第一問は昨年より難易度は下がりました。問題を見て正直ほっとしました。(5)標本調査がどれが適切か選択する問題が初登場。初登場と言えば,(10)に
が
の2乗に比例する関数の変域の新しい傾向の問題が登場。難易度は高くないですが,初見でどう攻めていいか戸惑った人もいたと思います。過去問からの類題として(6)に立体の辺の数が再登場。
レベル的には中1から中3まで幅広く出題されており,(10)のように中3内容と中2内容を融合した問題も見られました。配点も40点あり,ここの出来が点数に大きく響いてくると思います。
一見ややこしそうですが,きちんと文が読めればそうでもない問題。(2)で累積度数が0.25となっているところに注意。10台以上20台未満の階級の相対度数が分かれば後は
,
の順にドミノ的に求まるという仕組み。(3)(b)最大値が68で範囲が58台ということから,最小値が10台になることと,10基の平均値が35台から50台の平均値を求めると確かに平均値は変わるので,その2つが答えとなる。最頻値と中央値はこのデータからでは必ず変わるとは言えない。
レベル的には中1レベル
放物線の問題が出ませんでしたね。今年は比例反比例と少しの一次関数でした。過去を見ても徳島県では大雑把に約10年ほどの周期で放物線の問題が出題されない年があります。今年はその年だったのでしょう。ラッキーでしたか?さて,本題。(3)今年も出ましたね。対称な式。ただ,
軸とか
軸について対称ではないので,苦戦した生徒もいたかもです。ただ,きちんと理解している生徒にとっては普通の問題でした。(4)面積比のテクニックを使わなくても線分BCが
軸に平行なので,それを底辺として考えれば,普通に(底辺)
(高さ)
で解ける問題でした。
レベル的には中1,中2レベル
今年も出ましたね。空間図形。これで徳島県の高校入試でもしっかり空間図形の対策を行わないといけませんね。昨年の空間図形の問題の出題が,一時的なものでなかったということですね。(1)ねじれの位置は基本問題。(2)の証明は比較的平易。(3)(a)切り取った体積を求めることができれば平易。(3)(b)昨年に続き,垂線の問題。今年はどの立体で考えればよいか自分でひねり出さないといけないので,苦戦したかも。三角錐
に着目して,その体積を求めて,底面を正三角形BGDとして考えれば答えは出せる。その体積を求めるのに苦心した生徒もいただろう。
レベル的には中1,中3レベル。
単純に問題文が長いだけ,私なんて問題文に書いてある文章の半分も読んでません。問われていることから文章の前後だけ読み取って,必要なら振り返るみたいな方法で解きました。結局はワイパーで動く範囲について聞いてるだけです。(1)方程式,連立方程式の文章題。(2)(a)面積比は相似比の2乗。(2)(b)周囲の長さなので引っかからなければ平易。(3)(c)半径38cm,中心角
のおうぎ形から,半径10cm,中心角
のおうぎ形を引けば求まることに気づけば平易。ここの問題は問題を解くのに必要な情報をうまく引き出せた人は短時間で解けたと思う。
レベル的には中1~中3レベル
昨年よりは第一問が得点しやすかったと思う。難易度は数学が得意な生徒はそれなりに得点できたのではないかと思う。その点では,昨年の問題より今年の問題はよくなったと思う。ただ,毎年平均点が50点を越えていないところを見ると,今年も平均点は50点を越えなんだろうなと少し悲観的になってしまう。平均点は45点ぐらいでしょうか。もう少し上がるかな?(希望込み)。最後に,問題を見て過去問対策は必要だなとあらためて思った次第です。
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