令和二年に徳島県で行われた, 第一回の基礎学力テストからの出題です。長方形のイラストはTikZで描いてます。
下の図は, AB20cmの長方形で, の二等分線と線分ABが交わる点をEとします。また, の二等分線と線分BCが交わる点をFとし, EとFを結びます。
DCDEとなるとき, 次の(1)~(3)に答えなさい。
ただし, ABADとします。
(1) △DCF△DEFを証明しなさい。
(2) 線分ADと線分BFの長さの和を求めなさい。
(3) の大きさを求めなさい。
答え
(1)△DCFと△DEFで
仮定より
DC=DE・・・①
∠CDF=∠EDF・・・②
共通な辺より
DF=DF・・・③
①, ②, ③より2組の辺とその間の角がそれぞれ等しいので,
△DCF≡△DEF
(2) △ADEは直角二等辺三角形, (1)より∠DEF=∠DCF=90なので,
△EBFも直角二等辺三角形になります。
よって, AD=AE, BF=EBとなるので
ADBF=AEEB=20
20cm
(3) ∠EFB=45なので, ∠EFC=135。
(1)より∠EFD=∠CFDなので, ∠EFD=
仮定より
DC=DE・・・①
∠CDF=∠EDF・・・②
共通な辺より
DF=DF・・・③
①, ②, ③より2組の辺とその間の角がそれぞれ等しいので,
△DCF≡△DEF
(2) △ADEは直角二等辺三角形, (1)より∠DEF=∠DCF=90なので,
△EBFも直角二等辺三角形になります。
よって, AD=AE, BF=EBとなるので
ADBF=AEEB=20
20cm
(3) ∠EFB=45なので, ∠EFC=135。
(1)より∠EFD=∠CFDなので, ∠EFD=