こんにちは。不等号に関するお話です。細かいことなので、不要と判断した方は別にそれでいいんじゃないでしょうか。
不等号のお話1
中1のときに数の大小関係を表す問題で、
の大小関係を不等号を使って表しなさい。という問題があり、
と答えてよく間違った経験はあるかもしれません。
これのどこが間違いかというと、結局この答えの書き方では3つの数字を比べたことにならないからなんです。 何故かというと、との間の不等号はとしか比べてません。 もちろんとの間の不等号もとを比べた結果です。 つまり、2と6は比べていないことになります。ですから、小さい順に並べて(小さい順に並べた時点で3つの数字を比べています。)、次のように書いて正解を得るのです。・・・(答)
大きい順に並べてでも正解はくれますが、数直線も左が小さく右が大きい、変域を見ても左が小さく右が大きい。ですから、小さい順に並べて不等号を書いたほうが
数学に対して優しい答えになりますよ?
不等号のお話2
いきなりですが、は正しいですか?
実はこれ正しいのです。これはあくまでお話ですので、
テストなどでは15としたほうが正解にしていただけるとは思います。
にも載っていますが、の意味は右辺は左辺と等しいいか大きければ、この不等式は成立します。ですから、実は正しいのです。実際、高校生になって、二次関数の場合分けを行うときが来ます。軸の場合分けにおいて、各参考書によって不等号に等号が付いたり付かなかったりで、どれが正しいのかよくわからないときがあるかもしれません。
実は全部正しいのです。
参考書A
,
参考書B
,
等号をどれに付けて、どれに付けないか迷ったなら全部付けてしまえばよいんです。
そう僕は教えていただきました。
等号をどうするかは趣味らしいです。
中学生はそんな荒業やめてくださいね。失敗のもとになりますよ?
面白いでしょ。