こんにちは。今回は三角比の相互関係を書いておきますね。
高1のときに習うものを中心に書いておきます。
三角比の相互関係
覚えておきたい三角比の関係式

に関してはこちらの記事をご参照ください。
は
として得られます。
また, この式から![]()
という式が得られます。
は
の両辺を
で割れば![]()
![]()
![]()
として公式が得られます。
また,
を変形すると![]()
という式が得られます。
この式変形のとき, 知っておくと便利なテクニックは
という等式で. AとBを入れ替えても等式は成り立つというものです。つまり, ![]()
これは, 知っておくと便利です。
知っておくと便利なテクニック
これの基本として,
があることを知っておきましょう。
例題をやってみよう
例題1:
のとき,
,
を求めなさい。ただし,
とする。
解法:まず,
に
を代入すると, ![]()
![]()
![]()
![]()
の場合![]()
の場合![]()
で答えが2つあるのは,
の範囲では, 鋭角
と鈍角
の2つあるから。
例題2:
のとき,
,
を求めなさい。ただし,
とする。
解法:まず,
に
を代入すると,![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
で答えが1つ(正だけ)なのは,
の範囲では,
だから。
例題3:
のとき,
,
を求めなさい。ただし,
とする。
解法:
が与えられたときは,
を
としてを使うと便利です。
この式に
を代入すると, 
![]()
![]()
より,
だから, ![]()
より, ![]()
以上になります。
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