こんにちは。雑言をどうぞ。
これを読んでいるあなたが, 数学を必要としているなら, やるしかないのですよ。数学という学問と向き合って, 必ず見えるものがあります。そして何か得るものはあります。それは各個人が感じ取るもので, 千差万別であると考えます。私が感じ取ったのは, 数学は面白いし楽しい, もっと勉強したいということです。
ではどのように役立つかと言いますと, 計算問題は俊敏な判断力のもとに行います。迷いは時間のロスにつながります。的確な判断力の基礎はここで養われます。証明はものごとを突き詰めていくために必要な要素を選び組み立ていきます。なぜ, どうしてを考える元となります。複雑な図形はものごとの見方(目線)を変える絶好の機会です。目線を変えなければ解けない問題は沢山あります。確率や場合の数はものごとを推測, 場合分けしていくことに役に立ちます。グラフは抽象的なものを具体化する道具です。実際式をグラフにすることでわかるものもあると考えます。その他すべて, 何かに役に立つと信じます。
また, 目の前に立ちはだかる問題から, あなたは逃げてはいけないのです。それはあなた自身の人生と置き換えても同じです。何か問題が起こったら, 逃げずにその問題に的確に対処する。その的確に対処する癖を数学という学問で身に付けてください。眼前の問題から逃げずに, そして負けずに立ち向かってください。そういう癖があなたという人間を大きく成長させると私は考えます。余力のある人は, プラスを心がけてください。なぜそうなるのかを意識することも数学では重要ですから。あなたの人生に何らかの影響を与えてくれると確信しています。