教え子と一緒に成長したい(R5.4.8徳島新聞掲載分)

こんにちは。徳島新聞に掲載された分を書いておきます。

教え子と一緒に成長したい

私は現在, 塾で数学を中心に指導している立場にあります。しかし, 私自身初めから算数や数学が得意だったわけではありません。
算数や数学といえば, 小学校でのことが真っ先に思い出されます。算数のテストで0点をとったのです。よく考えたつもりですが, 足すと引くを全部間違って答えてしまいました。テスト返却の時, 先生が意図的に私への返却の順番を最後にしたので, 何か余計に悪いことしたなと思った記憶があります。
高校生の時, 今は亡き叔父に勧められて, 当時出版されていた「解法の探求」という本を読みました。そのことをきっかけに数学が好きになり, 塾の講師になる時も数学だったらという思いで講師を目指したのを覚えています。
私自身まだまだ未熟で, 算数や数学の勉強の余地はありますが, 算数や数学はずっと好きで, 時間があれば問題を解いている日々です。
言いたいことは, 人生何があるかわかりません。ましてや目先の良しあしで, 人の力量を図ることはできないということです。いつ, どこで, どんなスイッチが入るか分かりません。日々成長するお子様を預かる身としては, その子に必要なスイッチを探し出して, 一緒になって成長できればと願うばかりです。