こんにちは。相城です。今回はメネラウスの定理とその証明を見ていきましょう。
メネラウスの定理
下の図の△ABCで, 点F, EはそれぞれAB,AC上の点で, BCの延長線とFEの延長線の交点をDとします。このとき,
が成り立つ。この定理をメネラウスの定理という。
基本の動き方 ①→②→③→④→⑤→⑥の順で動きます。
証明
Cを通り、FDに平行な直線とABの交点をGとする。
CGDFより, BG : GFであるから, の長さをを使って表すと,
また, △AGCで, FEGCであるから,
dを①で置き換えると,
つまり,
両辺を整理すると,
両辺にすると
ちなみに, ということは, 分子, 分母を全て反対にしてもなので,
とも書ける。