こんにちは。相城です。2020年2月に徳島県で行われた中2の基礎学力テストの問題から平面図形の問題をお届けします。それではどうぞ。
下の図は、長方形ABCDを対角線BDを折り目として折り返したものである。ADとBEの交点を点Pとするとき、次の(1)~(3)に答えなさい。
(1)
のとき、
の大きさを求めなさい。
(2) △ABP
△EDPであることを証明しなさい。
(3) AP
6cm、PB
10cmのとき、△APBの面積は長方形ABCDの面積の何倍になるか求めなさい。


答え
(1) 25
より、
。
△EBD≡△CBDより、
。AD//BCより錯角は等しいので、
(2)
△ABPと△EDPで
仮定より、
AB
ED・・・①
・・・②
対頂角は等しいので、
・・・③
②、③と三角形の内角の関係により
・・・④
①、②、④より、
1組の辺とその両端の角がそれぞれ等しいので
△ABP
△EDP
※△PBDが二等辺三角形であることを示し、PB
PDを示し、直角三角形の斜辺と他の一辺がそれぞれ等しいでも可。
(3)
倍
△APBは△ABDの
倍である。また、△ABDは長方形ABCDの
倍であるから、長方形の面積を
とすると、
△APB
よって
倍
【アドバンスド】三角形を上底が0の台形とし、長方形を上底と下底が等しい台形とみると、△APBと長方形ABCDは高さが等しいので面積比は(上底+下底)の比になる。
よって、△APB : 長方形ABCD
(0
6) : (16
16)
3 : 16
したがって
倍
△EBD≡△CBDより、
(2)
△ABPと△EDPで
仮定より、
AB
対頂角は等しいので、
②、③と三角形の内角の関係により
①、②、④より、
1組の辺とその両端の角がそれぞれ等しいので
△ABP
※△PBDが二等辺三角形であることを示し、PB
(3)
△APBは△ABDの
△APB
よって
【アドバンスド】三角形を上底が0の台形とし、長方形を上底と下底が等しい台形とみると、△APBと長方形ABCDは高さが等しいので面積比は(上底+下底)の比になる。
よって、△APB : 長方形ABCD
したがって
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