こんにちは。相城です。今回は数学のセンスがちょっとっていう人に向けて書いてみたいと思います。
数学のセンスって?
そもそも数学のセンスって何でしょうね?私の解釈ではこの問題はこうも解けるけど, こっちで解けば効率がいいよみたいなノリなんでしょうかね?それと, なんか物知り的なところなんでしょうか?なんとなくそう解釈しておきます。
私の経験
私もあんまり数学のセンスのない方で, この業界に入りたての頃, 一次関数の利用問題でグラフが折れ曲がってると, 一次関数の切片を折れ曲がってるその位置のy座標を答えいたので, よく先輩に違うよって言われていました(笑)。さすがに今はそんなことはないですが, 私もそういった経験を踏んで, 今日に至っているわけですよ。中3の10月のテストで数学15点だったんで, センスがあるとは言えないでしょ。でも今は塾で数学の先生やっていますし, こうやってネットを使って数学のことをやる人になっています。
センスを発揮するのには時間がかかる?
私の場合, 人からセンスがあると言われる?(言われたことないけどあるということにして(笑))解説に対して, 時間がかかることがあります。思い付きで解いてみると, 別の思考が働て違う解き方でも行けるんじゃない?ってことが時々起こるんです。そうすると, こっちの方がいいやって改訂して, よくなってセンスがあるように見てえるだけなんで, センスにも時間がかかるなぁって思います。もう少し要領よくなりたいです(笑)
数学のセンスに対する私の考え
数学のセンスって, 初めはほとんどの人が大したものは持ってないと思っているのが, 私の考えです。
では数学のセンスがある人の頭ってどうなってるかって想像すると, ある程度の人は勉強していくうちに思考のプロセスが頭に蓄積されていくんですよ。その人が持っている思考のプロセス(引き出し)を, この問題では, どのプロセスを使えばいいか, 持ち出してつなぎ合わせることができる人がセンスがあるっていう人なんだと思うんですよ。
結局その人が持ってる0.1の知識や思考を集めてできたのが解法のセンスになるわけなので, どれだけの量をため込んで使えるように準備しておくかも大事になってくるんだと思います。
これらを踏まえて, センスは努力で身につく経験値というのが私の持論です。
ただ, 解法の丸暗記ではなく体系的に理解(仕組みを理解)することが, 単純な思考の丸暗記と差がつくところなので, 余裕のある方は体系的に理解することをお勧めします。そうすることで, より深い思考ができるようになると思いますよ。
それでは。