こんにちは。今回は2つの円の位置関係について書いておきます。公式を覚えやすいようにまとめてみたのでよかったら使ってみてください。
公式を1行にまとめました
覚える公式をまとめて1つの公式にしました。
円の半径をとし, 中心間の距離をとすると,
この不等式の見方は次のようです。
内部にある2点で交わる外部にある
等号はは内接, は外接を表す。
例題をやってみよう。
【例】2つの円, の位置関係を調べよ。
【解法】2つの円の半径は3, 2で, 中心はそれぞれ, (2, 0), ()である。
上の不等式を用いると,
中心間の距離を求めると,
この長さは上の不等式の範囲でいうと, 1と5の間の数字なので, 円と円は2点で交わることが分かります。
【例】2つの円, の位置関係を調べよ。
【解法】2つの円の半径は4, 2で, 中心はそれぞれ, (0, 0), ()である。
上の不等式を用いると,
中心間の距離を求めると,
この長さは上の不等式の範囲でいうと, 2より小さい数字なので, 円は円の内部にあることが分かります。
【例】2つの円, の位置関係を調べよ。
【解法】2つの円の半径は1, 4で, 中心はそれぞれ, (1, 0), (4, 4)である。
上の不等式を用いると,
中心間の距離を求めると,
この長さは上の不等式の範囲でいうと, 5と等しい数字なので, 円と円は外接することが分かります。
このような感じで問題に取り組んでみてください。
それでは。