祖母が私に語った戦争の悲惨さ

こんにちは。昔ここに書く内容を徳島新聞に掲載していただきましたが, 当時の新聞が見当たらず, 思い出しながら書くことになります。一部食い違うところがあるかもしれませんがご了承ください。

祖母との思い出

私が小学校の頃, 学校の先生が出した宿題に, 家族の方に戦争体験を聞いてきてくださいという宿題があった。当時祖母がいたので, 祖母に戦争の体験話を聞いた。その中で思い出に残っているのが, お祖母ちゃんの弟のWさんの話である。Wさんは, おばあちゃんがとてもかわいがっていた弟であったが, 学徒出陣で戦争に行くことになった。ある日の夜, 眠っていた祖母の夢の中にWさんが「ただいま」と帰ってきたそうだ。祖母が玄関を開けてみるとそこにはびしょ濡れになったWさんが立っていたそうだ。Wさんは戦死したそうである。恐らく船舶での出陣だったと思う。しかし, 船はあっけなく瀬戸内の海に沈んだそうだ。その魂が祖母の夢の中に出てきたんだと思う。そう僕は思った。Wさんの遺骨も返されることなく, 国?から何か贈り物が届いただけだったそうだ。祖母はこの話を何か懐かしむようで, 目を細くして私に語り掛けてくれた。この話は祖母と私の思い出でもある。

戦争はしちゃいかんよ。ただ, 守るべきものは守らないといけないでしょ?とは思いますね。

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