好奇心を忘れず勇気をっ持って(H30.10.12徳島新聞掲載分)

さて, 昔新聞に掲載された記事を残しておこうと, blogにも書いておきます。残してあるのはこれだけかな。

好奇心を忘れず勇気を持って

ノーベル賞の本庶佑さんが会見で6つのCについて話していました。6つのCとは好奇心(Curiosity), 勇気(Courage), 挑戦(Challenge), 確信(Confidence), 集中(Concentration), 継続(Continuation)の頭文字のことです。
この中で私が重きを置くべきだと思ったのは2つあります。まず1つ目は好奇心です。好奇心は維持するのが難しい1つだと思うからです。年を重ねるとどうしてもマンネリ化したり, 年齢の壁を気にしたりしませんか?「どうせ」とか「年だから」とか口癖になっちゃうことがありませんか?それではいけないんですね。
「どうせ」とか「年だから」とかって, 今までの経験がつくったある意味偏見の壁です。新鮮な気持ちを持って物事を見ることが好奇心につながります。また, 同時に好奇心は若さを保つためにも必要だと思います。好奇心とは新しいものを選択することだけでなく, 旧来のものを違った角度で見詰め直す。そういったことが大事なのだと考えました。
次に2つ目は「勇気」だと思います。勇気は上のCと照らし合わせて考えると挑戦する勇気, 継続する勇気・・・となります。もちろん継続する勇気だけでなく, 諦めて次に進める勇気も必要なわけです。論語にも「義を見てせざるは勇無きなり」とあります。勇気とは物事の断行には必要なアイテムだと考えさせられた次第です。
(H30.10.12徳島新聞朝刊・読者の手紙より引用)

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