こんにちは。今回は三角関数の関数で, 合成を用いる場合の最大値・最小値を見ていきましょう。それではどうぞ。
【例題】のとき, 関数の最大値と最小値を求めよ。また, そのときのの値を求めよ。
【方針】
方針としては, またはのみで関数を表せそうにないことに着目。理由はの項があるから。したがって, とおいて, 両辺2乗して話を進めるか, なので, それを用いて, 三角関数の合成に持ち込むかの2択になりそうである。
とおいた場合, , の処理が困るので, 選択肢としては不適となる。したがって, , , を用いて, 三角関数の合成に持ち込む。
【解答例】
, , より,
より, だから,
は,
で最大値
で最小値
をとる。
よって,
で最大値6, で最小値2
となる。