こんにちは。極座標で表す。直線や円の極方程式について書いておきます。
極Oを通り始線となす角がの直線の極方程式は,
で表される。
はで固定。に関しては実数なら任意となるのでこの書き方になる。
極座標ではの場合も考えます。において, という点は, である点として考える。つまりとは, 互いが反対向きになっており, 原点対称になっていることを意味します。感覚的にはをベクトルのように考えるといいでしょう。長さなのにマイナスって思うかもしれませんが, 向きを表すためについてると思ってください。長さとしては絶対値をとるのでです。
点を通り, に垂直な直線の極方程式は,
で表される。
直角三角形OAPでが成り立つ。
極Oが中心の円の極方程式は,
で表される。
とが一致し, に関しては実数なら任意となるので, この書き方になる。
点が中心で半径の円の極方程式は,
で表される。
直角三角形OAPにおいて, が成り立つ。
点が中心で半径の円の極方程式は,
で表される。
この式は, において, , , , として, 余弦定理を用いることで得られる。