今回は等差数列の性質を用いた解法の第二弾ということで書いておきます。例題を解きながら見ていきましょう。
等差数列は連続する数
【例】等差数列をなす3つの数があって, それらの和が15, 積が105であるという。この3つの数を求めよ。
【解法】等差数列は2数の差がいつも一定なので, 公差 の連続する3数として考えることができ, 真ん中の数を
の連続する3数として考えることができ, 真ん中の数を とすると, 3つの数は
とすると, 3つの数は とおけます。
とおけます。
このとき, 3数の和は
これが15なので, 

3数の積は
 なので,
なので, 
これが105なので, 



 のとき,
のとき, 
 のとき,
のとき, 
よって, 求める3数は3, 5, 7
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