高校数学:2次関数の場合分けの問題(定期テスト対策)

こんにちは。定期テストに出てきそうな場合分けの問題です。それではどうぞ。

問題

f(x)=x^2+2kx+3k+4, g(x)=-x^2+4kx-10について, 次の問いに答よ。
(1) kについて場合分けを行い, 0\leqq x\leqq 2におけるf(x)の最小値を求めよ。
(2) 0\leqq x\leqq 2を満たすすべての実数xについて, 不等式f(x)>0が常に成り立つような定数kの値の範囲を求めよ。
(3) すべての実数xについて, 不等式f(x)>g(x)が常に成り立つようなkの値の範囲を求めよ。

解答

【略解答】
(1)
i) k\geqq0のとき, f(0)=3k+4
3k+4
ii) -2\leqq x<0のとき, f(-k)=-k^2+3k+4
-k^2+3k+4
iii) k<-2のとき, f(2)=7k+8
7k+8
(2)
k\geqq0のとき, k>-\dfrac43となり, 共通範囲はk\geqq0\cdots\maru1
-2\leqq x<0のとき, -1<k<4となり, 共通範囲は-1<k<0\cdots\maru2
k<-2のとき, k>-\dfrac87となり, 共通範囲はない。
\maru1, \maru2より, k>-1となる。
(3)
(f(x)-g(x)の最小値)>0として考えると,
k^2-6k-28<0が得られ,
3-\sqrt{37}<k<3+\sqrt{37}となる。

詳細解答pdf

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