高校数学:定期テスト対策:推定(信頼区間の幅)

こんにちは。定期テスト対策です。

問題

お相撲さんのまげの長さの標準偏差は\text{7.5\, mm}であるという。お相撲さんのまげの長さの平均を信頼区間95\%で推定するとき, 信頼区間の幅を\text{1.0\,mm}以内にするには, 何人以上のお相撲さんを無作為抽出しなければならないか。

解答・解説

【解答】865人以上

【解説】
標本の大きさをn, 標本平均を\overline{X}とする。
母標準偏差\sigma=7.5であるから, 母平均mに対する信頼度95\%の信頼区間は,
\overline{X}-1.96\cdot\dfrac{7.5}{\sqrt{n}}\leqq m\leqq \overline{X}+1.96\cdot\dfrac{7.5}{\sqrt{n}}
となる。よって, 信頼区間の幅は,
2\cdot1.96\cdot\dfrac{7.5}{\sqrt{n}}
これが1.0\text{mm}以内なので,
2\cdot1.96\cdot\dfrac{7.5}{\sqrt{n}}\leqq1.0
\sqrt{n}\geqq29.4
n\geqq864.36
よって誤差を0.5\text{mm}以内で推定するには, 865人以上抽出しなくてはならない。

※結局聞いていることは, 誤差\text{0.5\, mm}以内で推定するときの抽出人数を求めることである。

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