今回は2019年度山口県の平面図形の問題です。
右の図のような、おうぎ形ABCがあり、上に点Dをとり、上に点Eを、となるようにとる。また、線分AEと線分BCの交点をF、線分AEの延長と線分BDの延長の交点をGとする。
次の(1)、(2)に答えなさい。
(1) △GAD∽△GBFであることを証明しなさい。
(2) おうぎ形ABCの半径が8cm、線分EGの長さが2cmであるとき、線分AFの長さを求めなさい。
答え
(1)
△GADと△GBFで
に対する円周角は等しいので、
・・・①
共通な角なので
・・・②
①、②より2組の角がそれぞれ等しいので
△GAD∽△GBF
(2)
△ABCは二等辺三角形なので
・・・①
また△ABDも二等辺三角形なので
ここで
であり、
であるから
またから
2組の角がそれぞれ等しいので
△GAD∽△CAF
よって
CA:AGAF:AD
8 : 10 : 8
6.4cm
△GADと△GBFで
に対する円周角は等しいので、
・・・①
共通な角なので
・・・②
①、②より2組の角がそれぞれ等しいので
△GAD∽△GBF
(2)
△ABCは二等辺三角形なので
・・・①
また△ABDも二等辺三角形なので
ここで
であり、
であるから
またから
2組の角がそれぞれ等しいので
△GAD∽△CAF
よって
CA:AGAF:AD
8 : 10 : 8
6.4cm