こんにちは。相城です。符号決定というか試行問題ですかね?そんな感じがしてます。問題は2問あります。それではどうぞ。
正負の数の応用③符号の決定Ⅱ
問い①
はどれも0でない整数であって, 次の5つの条件が分かっているとき,
はそれぞれ正の数か負の数か答えなさい。
条件1 ![]()
条件2 ![]()
条件3 ![]()
条件4 ![]()
条件5 ![]()
問い② 次の(1)~(4)までの内容について, 常に成り立つものには○を, 常に成り立たないものには
を付けなさい。
(1)
がともに負の数であるとき,
である。
(2)
がともに正の整数であるとき,
は正の整数である。
(3)
が正の数,
が負の数であるとき,
は正の数である。
(4)
のとき,
である。

掛け算から見ていきます。
なので
が正,
が負
が負,
が正
の場合が考えられます。
のとき
なので
(負)
が成立するためには
(正)![]()
このとき
(正)
(負)
(負)なので
(負)![]()
より
(正)として考えると
で
(負)
(正)
(正)![]()
となり,
(負)となるが,
で矛盾ができる。
したがって,
(正)としたことが間違い。
(負)とすると
で
(負)
(負)
(正)![]()
となり,
(正)
このとき
を満たす。
で
(負)を選択すると,
(負)
(負)
(正)
となり
なので
(正)
で
(負)
(正)
(正)![]()
となり、
(負)となるが
に矛盾する。
以下同様に
の場合
(負),
(正)としても
で矛盾が生じる。
したがって
(正)
(正)
(負)
(負)
(正)
となる。
数樂管理人のブログ 
