こんにちは。今回は平面ベクトルの必須アイテム, 分点の公式を扱っていきます。線分AB上に点Pがある場合(Pが内分点の場合)と点Pが線分AB外側で直線AB上にある場合(点Pが外分点の場合)を示していきます。
Pがm : nに内分する場合
まずは点Pが線分ABをに内分する場合
ちなみに, を書き換えると,
となり, 下線部の和は1(点Pが直線AB上にあるので)になっています。
Pがm : n(m>n)に外分する場合
点Pがに外分するとき,
ちなみに, を書き換えると,
となり, 下線部の和は1(点Pが直線AB上にあるので)になっています。
Pがm : n(m<n)に外分する場合
点Pがに外分するとき,
ちなみに, を書き換えると,
となり, 下線部の和は1(点Pが直線AB上にあるので)になっています。
分点公式の覚え方
分点の公式は以下のように覚えるといいかもしれません。
外分点はに内分すると考えて, 内分点と同じように扱うといいでしょう。
分点公式の覚え方
線分ABをに内分する点をPとするとき,
が成立する。
外分点の場合はに内分すると考えて)にして,
とする。