こんにちは。今回は2次方程式と3次方程式の解と係数の関係について書いていきます。単に公式の導出ですので、そんなの知ってるよって方は得るものは少ないかもです。それではどうぞ。
2次方程式の解と係数の関係について
2次方程式の解と係数の関係
2次方程式
の2つの解を
とすると,


が成り立つというもの
が成り立つというもの
【導出】
2次方程式を
とし,
の両辺を
で割って,
の係数を1にしておきます。
つまり, 先の2次方程式を
とする。
この方程式の2つの解を
とすると,
は, 次のように因数分解できる![]()
これを展開すると![]()
と
の係数を比較すると, ![]()
![]()
となり, 初めの関係式![]()
![]()
が得られる。
3次方程式の解と係数の関係について
3次方程式の解と係数の関係
3次方程式
の2つの解を
とすると,



が成り立つというもの
が成り立つというもの
【導出】
3次方程式を
とし,
の両辺を
で割って,
の係数を1にしておきます。
つまり, 先の3次方程式を
とする。
この方程式の3つの解を
とすると,
は, 次のように因数分解できる![]()
これを展開すると![]()
と
の係数を比較すると,![]()
![]()
![]()
となり, 初めの関係式![]()
![]()
![]()
が得られる。
公式を忘れたら現地調達できるようにしておきましょう。導出はそのために知っておくと保険になりますよ。
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