こんにちは。今回は対数の性質とその証明について書いておきます。
 対数の性質
 とすると,
とすると, 
 
 
 
 
  【
 【 乗⇔
乗⇔ 倍】
倍】 
  【積⇔和】
 【積⇔和】 
  【商⇔差】
 【商⇔差】 
  【底の変換公式】
 【底の変換公式】
特に なら,
なら, 
が成り立つ。
まず, 対数の定義のおさらい。 において,
において, 
を定義する
対数の性質の証明 
 
対数の定義  において,
において,  とすると,
とすると, 
つまり,  となるので,
となるので,  となる。
となる。
 
 
対数の定義  において,
において,  とすると,
とすると,
つまり,  となるので,
となるので, となる。
となる。
 
  【
 【 乗⇔
乗⇔ 倍】
倍】
対数の定義 から,
から,  として, 両辺
として, 両辺 乗すると,
乗すると, 
ここで, 底を とする対数をとると,
とする対数をとると, 

先の定義より なので,
なので, 
 
  【積⇔和】
 【積⇔和】 ,
,  とすると,
とすると,  ,
,  となる。
となる。
このとき, 
 
  【商⇔差】
 【商⇔差】 ,
,  とすると,
とすると, ,
,  となる。
となる。
このとき,
 
  【底の変換公式】
 【底の変換公式】
対数の定義より,  であるから,
であるから,  の両辺に底を
の両辺に底を とする対数をとると,
とする対数をとると, 


定義より,  なので, これで置き換えると,
なので, これで置き換えると, 
また, このとき,  とすると,
とすると, 
が成り立つ。
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