こんにちは。今回は180を越える場合の三角関数について書いておきます。
高1と何ら変わらない
三角関数の定義は次のようでした。
以下のような半径の円があって, その円周上の点をP(, )とする。とするとき, , , は以下の式で求められます。
定義
ただし, など, Pが軸にくる場合では, は定義されない(分母が0になるため)とする。
例題をやってみる
今回この定義が引き継がれることになります。したがって, とした場合を考えると, 次のように円を書いて考えることになります。
このとき, 点Pの座標は, P, 半径は2, 定義より,
であるから,
各象限でのsin,cos,tanの符号
また, 各象限でのの符号は次のようになります。