こんにちは。相城です。今回は軌跡の基本的な解法の第2弾ということで書いておきます。例題を見ながらいきます。
軌跡の基本的な解法②
【例】点Qが円上を動くとき, 点A()と点Qを結ぶ線分AQをに内分する点Pの軌跡を求めよ。
【解法】点P(), 点Q()とすると,
点Pの座標は分点の公式を用いて,
つまり,
これをそれぞれについて解くと,
これをに代入して,
よって, 点Pはこの円上にある。
したがって, 求める軌跡は点とする半径の円
解法のコツ
円周上の点QをQとし, 円の方程式に代入しの関係式をつくる。
点Pをを用いて表す。
で求めた式を, について解き, の関係式に代入して求める。
点Pをを用いて表す。
で求めた式を, について解き, の関係式に代入して求める。