中学数学:2022年岩手県 高校入試 数学 確率 記述問題

今回はよくある問題ですが, 記述になっている形式の問題です。問題自体は取り組みやすいので, やってみてください。

問題

【問】2枚の硬貨を投げるとき, 「2枚とも表になる」, 「1枚が表で1枚が裏になる」の2つのことがらの起こりやすさは同じであるといえますか, いえませんか。あてはまる方を答え, その理由を確率を使って説明しなさい。
ただし, どちらの硬貨も, 表が出ることと裏が出ることは同様に確からしいものとします。
【岩手県】

【解答例】
(答) 起こりやすさは同じと言えない。
(理由) 表を〇, 裏を\timesとして樹形図を描くと次のようになる。

このとき, 2枚とも表になるのは(〇, 〇)の1通りなので, 確率は\dfrac14
1枚が表で1枚が裏になるのは(〇, \times), (\times, 〇)の2通りあるので, 確率は, \dfrac24=\dfrac12
\dfrac14<\dfrac12であるから, 2つのことがらの起こりやすさは同じであるとはいえない。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)