高校数学:空間ベクトル:球の中心の座標と半径(信州大)

こんにちは。基本問題かと思いますので, やっていきましょう。

2013信州大

【問題】座標空間において, 3点A(1, 0, 0), B(0, 2, 0), C(0, 0, 2)を通る平面を\alphaとする。3点A, B, Cを通る球面の中心Mが平面\alpha上にあるとき, Mの座標と球面の半径rを求めよ。
【信州大】

解答例

【解答例】
△ABCは\mathrm{AB}=\mathrm{AC}の二等辺三角形なので, 球の中心Mは頂角Aの二等分線上にある。
また, A, B, Cを通ることから, Mは△ABCの外心である。
頂角Aの二等分線と底辺BCの交点をNとすると, Nの座標はBCの中点であるから, \mathrm{N}(0, 1, 1)である。
このとき, \bekutoru{AN}=(-1, 1, 1)なので, \bekutoru{AM}=t\bekutoru{AN}
よって, \bekutoru{AM}=(-t, t, t)である。
\bekutoru{AB}=(-1, 2, 0), \bekutoru{BM}=-\bekutoru{AB}+\bekutoru{AM}なので,
\bekutoru{BM}=(1, -2, 0)+(-t, t, t)=(1-t, t-2, t)
\left|\overrightarrow{\mathrm{AM}}\right|^2=\left|\overrightarrow{\mathrm{BM}}\right|^2なので,
(-t)^2+t^2+t^2=(1-t)^2+(t-2)^2+t^2
これを解いて,
t=\dfrac56
\bekutoru{AM}=\left(-\dfrac56, \dfrac56, \dfrac56\right)
\bekutoru{AM}=-\bekutoru{OA}+\bekutoru{OM}なので,
\begin{array}{lll}\overrightarrow{\mathrm{OM}}&=&\overrightarrow{\mathrm{AM}}+\overrightarrow{\mathrm{OA}}\\&=&\left(-\dfrac56, \dfrac56, \dfrac56\right)+(1, 0, 0)\\&=&\left(\dfrac16, \dfrac56, \dfrac56\right)\end{array}
\begin{array}{lll}r&=&\left|\overrightarrow{\mathrm{AM}}\right|\\&=&\dfrac{5\sqrt3}{6}\end{array}
以上より,
\mathrm{M}\left(\dfrac16, \dfrac56, \dfrac56\right), r=\dfrac{5\sqrt3}{6}


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