中学数学:研究:連立方程式:2桁の整数を求める問題

こんにちは。今回はこういう見方もあるんだというお話です。

2桁の整数を求めてみよう

2ケタの整数を求める問題で, 以下のような問題を解くときに何か気づくことはあるだろうか?

【問題】2ケタの自然数がある。その数は十の位と一の位の和の6倍に等しく, 十の位と一の位を入れ換えてできる数はもとの数より9小さくなる。もの自然数を求めよ。

である。定石では次のような連立方程式をつくるであろう。

求める自然数の十の位をx, 一の位をyとすると,

\begin{cases}10x+y=6(x+y)\ \ \ \ \, \cdots\maru1\\10y+x=10x+y-9\cdots\maru2\end{cases}

ただ, この問題では\maru1の式で十分答えは得られる。
それはこうだ。
\maru1式を計算すると, 4x=5yが得られる。これはx : y=5 : 4と同じ意味で, 自然数を表す文字をkとして, x : y=5k : 4kとすると, (x, y)の組み合わせが無数にありそうだが, 問題には2ケタの自然数とあるので, この条件を満たすのはk=1のときである。したがって, 上の連立方程式の解は, \maru2の式を使わなくとも(x, y)=(5, 4)である。

よって, 求める自然数は54である。ただし, この方法で全部が全部求められるわけではないことは断っておく。こんなことでも答えは見つかるという例えである。面白いでしょ?

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