こんにちは。標本平均の平均と分散,標準偏差について少し書いておきます。
標本平均の平均を
,母平均を
とすると,以下の式が成り立つ。![]()
【証明】
標本数を
とすると,
母集団から1回無作為抽出して得る確率変数は,母集団の出現割合に従って値をとるので,確率分布は母集団の分布と同じです。したがって,
となります。
標本平均の分散を
,母分散を
として求めると,以下の式が成り立つ。![]()
【証明】
母集団から1回無作為抽出して得る確率変数は,母集団の出現割合に従って値をとるので,確率分布は母集団の分布と同じです。したがって,
となります。
先より,標本平均の分散が
であるから,標準偏差は,![]()
となる。
母平均と標本平均は必ず一致するわけではありません。標本数
を十分大きくとっていけば,標準偏差や分散の分母は十分大きくなり,結果としてそれらが0に近づきます。したがって,標本平均は母平均に限りなく一致するというからくりです。
数樂管理人のブログ 
