高1での内分点、外分点の求め方

こんにちは。相城です。高1生で習う内分点、外分点の話ですが、公式があります。しかし、それを習うのは高2のときです。じゃそれを習わないとした高1生はどう攻略していくかお話ししてい行きます。以下に例を示してお話ししていきます。

例題を見ていこう

【例】数直線上にA(-1, 0), B(3, 0)があります。
(1) ABを3 : 1に内分する点Pを求めよ。
(2) ABを2 : 3に外分する点Qを求めよ。
(3) ABを3 : 1に外分する点Rを求めよ。

内分点はさらっといっちゃいますね。ABが長さ4なので、それに\dfrac{3}{3+1}=\dfrac{3}{4}をかけた4\times\dfrac{3}{4}=3をAから右に進めたところがPになります。よって、P(2, 0) 下図参照。

(2)の外分点の話ですが、ポイントは外分点は比の割合が小さい方にあるってことです。(2)では2 : 3に外分とあるので、比の割合が小さいのは、左側の2なので、数直線上では点Aより左側に点Qはあります。また、このとき\maru3-\maru2=\maru1がABの長さ4と一致するので、左側に\maru2個分(4\times2=8)延ばした点がQになります。したがって点Qの座標はQ(-9, 0) 下図参照。

続いて(3)の外分点も同様です。3 : 1に外分とあるので、比の割合では1の方が小さいので、数直線上では点Bより右側に点Rはあります。また、このとき、\maru3-\maru1=\maru2がABの長さ4と一致するので、4\div\maru2=2(\maru1個分)を右側に延ばした点がRになります。したがって、点Rの座標はR(5, 0) 下図参照。

今回は数直線を用いて内分点、外分点のお話をしましたが、xy平面上でも同じです。これに縦軸のy軸、つまり縦の数直線が加わるだけですので、この基本を理解しておけばこれに関しては問題ないかと思います。余談ですが、高2で習う分点の公式はベクトルとかでも使うので、覚えた方がいいですよ。それでは。

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