高校数学:データの分析:2つに分けた変量から全体の分散を求める方法

こんにちは。頻出系の問題だと思います。それではどうぞ。

問題

30個の値からなるデータがあり, そのうち20個の値の平均値は7で, 分散は5である。残りの10個の値の平均値は4で, 分散は8である。このとき, 次の問いに答えよ。
(1) このデータ全体の平均値を求めよ。
(2) このデータ全体の分散を求めよ。

解答例

【解答例】
(1) 20個のデータ全体の値は7\times20=140, 10個のデータ全体の値は4\times10=40, よって, データ全体では, 140+40=180の値となる。したがって, データ全体の平均は180\div30=6
6\cdots(答)
(2) 分散=(2乗の平均)ー(平均の2乗)なので, これを用いて, 全体の2乗の平均を求める。
20個のデータの2乗の平均をaとおくと,
a-7^2=5
a=54\cdots(20個のデータの2乗の平均)
したがって, 20個のデータの2乗の和は,
54\times20=1080\cdots\maru1
10個のデータの2乗の平均をbとおくと,
b-4^2=8
b=24\cdots(10個のデータの2乗の平均)
したがって, 10個のデータの2乗の和は,
24\times10=240
よって, データ全体の2乗の和は, \maru1, \maru2より,
1080+240=1320
ゆえに, データ全体の分散は,
\dfrac{1320}{30}-6^2=44-36=8
8\cdots(答)

解法のコツ

\maru1 2つに分けられたデータの平均からそれぞれの合計を求め, それらを加えて全体の総量とする。それを全体の個数で割って, 平均を求める。
\maru2 分散=(2乗の平均)ー(平均の2乗)を用いて, 2乗の平均を求めて, 個数をかけて, 2乗の和を求める。2つに分けられたデータそれぞれで行い, 2つを足して全体の2乗の和とする。
\maru3 \maru2で求めた2乗の和を全体の個数で割り, 全体の2乗の平均を求め, \maru1の平均の2乗を引いて全体の分散を求める。

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