TikZ:高校数学:極限:無限等比級数と図形(日本女子大)

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問題

直角二等辺三角形の頂点AからBCに垂線\text{AA}_1を下ろす。\text{A}_1からABに垂線\text{A}_1\text{A}_2を下ろし, 以下図のように続けていくとき, \text{AA}_1+\text{A}_1\text{A}_2+\text{A}_2\text{A}_3+\cdotsを求めよ。ただし, \text{AC}=10とする。

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【日本女子大】

解答・解説

【解答】10\sqrt2+10
【解説】
\text{AA}_1=5\sqrt2, \text{A}_1\text{A}_2=5, \text{A}_2\text{A}_3=\dfrac{5}{\sqrt2}, \cdots
漸化式をつくると,
\text{A}_{n+1}\text{A}_n=\dfrac{1}{\sqrt2}\text{A}_n\text{A}_{n-1}, ただし, \text{A}_0=\text{A}とする。
よって, 一般項は, 初項5\sqrt2, 公比\dfrac{1}{\sqrt2}の等比数列。
つまり, 5\sqrt2\left(\dfrac{1}{\sqrt2}\right)^{n-1}
したがって, この無限級数和は,
\dfrac{5\sqrt2}{1-\frac{1}{\sqrt2}}=\dfrac{10}{\sqrt2-1}=10(\sqrt2+1)

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